伊藤計劃/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
近未来の地球で起こる戦争(紛争)に、最新の武装で介入していく米軍特殊部隊の活躍!と書くと何やらガンダムOOみたいですねぇ。
しかし主人公たちが立ち入る戦場の悲惨さ、凄惨さときたら…。
「正義」が揺らぐ現在の世界の延長上にある未来を、ひたすら重く、ひたすら暗く描ききっています。
ラストは腑に落ちなかったけど、黒沢清的幕引きは好感触。
海外SFっぽい雰囲気を持つ作風は次回作も読みたくさせますねぇ。
近未来の地球で起こる戦争(紛争)に、最新の武装で介入していく米軍特殊部隊の活躍!と書くと何やらガンダムOOみたいですねぇ。
しかし主人公たちが立ち入る戦場の悲惨さ、凄惨さときたら…。
「正義」が揺らぐ現在の世界の延長上にある未来を、ひたすら重く、ひたすら暗く描ききっています。
ラストは腑に落ちなかったけど、黒沢清的幕引きは好感触。
海外SFっぽい雰囲気を持つ作風は次回作も読みたくさせますねぇ。
PR
昨年末にN田さんから試写会に誘われて映画版を先に観て、そのままだとなんだか消化不良な感じだったので、つい買ってしまって。
しかし分厚かった…。読みにくかった…。
でも映画では説明不足だった部分が補完されて、だいぶスッキリしました。
しかしこうして原作を読んでみると、映画は換骨奪胎というか独自の解釈・展開をする部分が多くて、ほとんどオリジナルでしたねぇ。
いや、決して悪い印象はなかったんですけど。
でも原作の持つじっとりじめじめした感触がほとんど抜け落ちてました。
それは監督の差でもあるのかなぁ。
ということで、近日中に「姑獲鳥の夏」を観ることにします。
しかし分厚かった…。読みにくかった…。
でも映画では説明不足だった部分が補完されて、だいぶスッキリしました。
しかしこうして原作を読んでみると、映画は換骨奪胎というか独自の解釈・展開をする部分が多くて、ほとんどオリジナルでしたねぇ。
いや、決して悪い印象はなかったんですけど。
でも原作の持つじっとりじめじめした感触がほとんど抜け落ちてました。
それは監督の差でもあるのかなぁ。
ということで、近日中に「姑獲鳥の夏」を観ることにします。