「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されてから5年後の世界(@仙台)が舞台。ハリウッド映画のように助かるために最前の努力をするというわけでもなく、とりあえず生き残った(または生き残ってしまった)人々が、淡々と日々の暮らしを続けていく様が描かれていきます。
徐々に迫るタイムリミットに怯えながらも、そこにわずかな希望を見つけ、なんとか進んでいく登場人物たち。連作短編という形式で、家族の和解、復讐、初恋など、いろいろなテーマが語られていきますが、そのどれもが軽すぎず、また重すぎずで、そんなバランスの妙(=作者の技量)が気持ちよく、あっという間に読み終えてしまいました。
「夕焼け空」と「ため息」と、最後に「明日」。そんな印象の作品です。
終末のフール(アマゾン)
徐々に迫るタイムリミットに怯えながらも、そこにわずかな希望を見つけ、なんとか進んでいく登場人物たち。連作短編という形式で、家族の和解、復讐、初恋など、いろいろなテーマが語られていきますが、そのどれもが軽すぎず、また重すぎずで、そんなバランスの妙(=作者の技量)が気持ちよく、あっという間に読み終えてしまいました。
「夕焼け空」と「ため息」と、最後に「明日」。そんな印象の作品です。
終末のフール(アマゾン)
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同僚のタカスギシンタロさんがマメBOOKSにて展示する「超短編缶バッジ」のイラスト部分の印刷のお手伝い。自分ちのプリンタにカートリッジクリーニング機能をがあるのを初めて知りましたよ。
で、印刷のお礼にと頂いたのが、タカスギさんが「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」で見つけたという公式“ルービックキューブ”。
6つの面には「鳥獣花木図屏風」という尋常ではないサイズのドット絵(江戸時代に!)の一部が描かれていて、素晴らしく美しいのは良いのですが、カシャカシャと数回ひねっただけで、もう何が何やら判別不可能な状態に。どんなパズラーでもこれは無理だろう、という難易度なので、そっと手順を戻し、美しいままで机に飾っておくことにしました。
で、印刷のお礼にと頂いたのが、タカスギさんが「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」で見つけたという公式“ルービックキューブ”。
6つの面には「鳥獣花木図屏風」という尋常ではないサイズのドット絵(江戸時代に!)の一部が描かれていて、素晴らしく美しいのは良いのですが、カシャカシャと数回ひねっただけで、もう何が何やら判別不可能な状態に。どんなパズラーでもこれは無理だろう、という難易度なので、そっと手順を戻し、美しいままで机に飾っておくことにしました。
机の上をウロウロしていたニャーさんが足を滑らせ、その下半身がズリッとボクの腿の上に滑り落ちてきました。で、本人(猫)が「あぶねっ!」と踏ん張った結果、ボクのふくらはぎにはクッキリと2本のライン(引っ掻き傷)が刻まれたのでした。痛痒い。
著者としてはひさしぶりのオープンスペース(@お台場)での戦闘描写が新鮮。テロリストの数は小規模でも、起こすテロの規模はなかなかデカくて、かなりの迫力&説得力で読めました。
国を牛耳るごく一部の人たちに翻弄される下っ端たちが、それぞれの立場であがき続けていくというシチュエーションは、すでに“福井節”みたいなもんで、読み手からすれば「あぁ、またか……」とはなるんですが、すでに体がこの“お約束”に慣れ親しんでいるため、読んでいくうちに「盛り上がらされてしまう」自分が哀しくもあり、また嬉しくもありました。
ラストは『亡国のイージス』のようなドンデン返しがなくてやや寂しいものの、著者“らしい”、そして(『終戦のローレライ』とは違って)簡潔な終わり方に好感持てました。しかし、最後に主人公が脱出を試みる場面は、某アニメを彷彿とさせますなぁー。って、そういうオタ気質も含めて、福井晴敏は好きなんですが。
Op.ローズダスト(Amazon)
国を牛耳るごく一部の人たちに翻弄される下っ端たちが、それぞれの立場であがき続けていくというシチュエーションは、すでに“福井節”みたいなもんで、読み手からすれば「あぁ、またか……」とはなるんですが、すでに体がこの“お約束”に慣れ親しんでいるため、読んでいくうちに「盛り上がらされてしまう」自分が哀しくもあり、また嬉しくもありました。
ラストは『亡国のイージス』のようなドンデン返しがなくてやや寂しいものの、著者“らしい”、そして(『終戦のローレライ』とは違って)簡潔な終わり方に好感持てました。しかし、最後に主人公が脱出を試みる場面は、某アニメを彷彿とさせますなぁー。って、そういうオタ気質も含めて、福井晴敏は好きなんですが。
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