ヨメのマブダチのMAMIMO嬢が遊びに来た。
手土産にと差し出したのは、どぶろくとワイン。
そう、MAMIMO嬢は酒豪なのである。
コタツに入ってキムチ鍋をつつき、会話しながらひたすら飲む。
それも、ビール・どぶろく・ワイン・焼酎・熱燗と鬼のちゃんぽんであった。
ヨメはすぐフニャフニャになったが、MAMIMO嬢は顔色ひとつ変えず、ニコニコと食べ、飲み、話しをしていた。
恐ろしく、強い。
結局MAMIMO嬢は帰路に着くまでこのペースであった。
MAMIMO嬢を駅まで見送ったあと、己の非力さに打ちひしがれていると、急に静かになったヨメの顔がみるみる青くなっていき……。
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